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Australiaエアーズロック登頂

4時45分にモーニングコールが鳴りフロントに集合。5時45分にチェックアウトを済ませ、支給されたリュックに朝ごはんと水1リットルを入れて出発を待つ。
 6時ジャストホテル発、途中の料金徴収所チケットを見せ、エアーズロックの駐車場に到着した。エアーズロックサンライズを堪能しながら朝食を済ませる。とにかくチョコレート色が素晴らしい。私たちはベストシーズンでハエ「ブッシュフライ」が少なかったがもう少し過ぎると顔にネットを似なければならないほどいっぱいになるそうです。

 
登山口            鎖場頂上付近

 エアーズロックの駐車場に到着した。登山中の観光客が鎖を伝わって登っているのが下から良く見える。これまでに転落死した人が数人いるというが横の方から見ると傾斜はそれほどきつくはなく、鎖もあるので心配なさそうだと思うが実際はとんでもない。
降りられない人を救助するため救助隊の出動、気温が30度を超える予報が出ると登山入り口は閉鎖されます。現に登山終了後の9時ごろには閉鎖されました。              

 
登山口            鎖場頂上付近

鎖場を登る観光客

 山にはトイレや水場がないので駐車場でトイレ済ませ、ペットボトルに水を入れて登り始める。足元はざらざらした砂岩で、あまり滑らない。たいしたことはないやと思って登っていくと、鎖場の10mくらい手前から傾斜がきつくなり靴が滑り出した。下りは上りより怖いから引き返そうかと迷ったが、何とかなるだろうと思って、四つん這いになって鎖場までたどり着いた。鎖場は手前の鎖がない所より傾斜が急なはずなのに鎖がそばにあると思うと鎖をつかまらなくても平気で登れた。途中息切れして休んでいる人もいた。途中ではとんでもなく急で恐怖を感じる場所があります。(日本ならもっと登りやすく整備してしまうのだろうと思った。)

 
鎖場手前          鎖場頂上付近
 
鎖場頂上付近からの展望

 鎖場を登りきると高度差の少ない凹凸の続いた緩やかな坂道になる。コースには白線が引いてあるので迷うわずに歩くことができる。ただ、傾斜がきつい所が3箇所ほどあり、帰りのことを気にしながら四つん這いになって乗り越えた。

  
尾根道           頂上へ向かう道

 40分ほど歩いて頂上の広場に到着した。広場の中央には山などの名前を記した標識がある。ここで記念写真を撮る。山頂には草木が生え水がたまっている場所が有り不思議な一面を覗かせていた。帰り道は四つん這いになって降りる場所もあったが何とか戻ることができた。

 
頂上の標識          頂上から眺めたオルガ山

 
 
 下山後、登山口の左側にあるマラウォークという遊歩道を散歩する。山腹はあちこちひび割れしていて、崩れ落ちた岩が転がっていたりする。山腹の地面に近い部分はえぐれていてひさしのようになっている。アボリジニの聖地になっている場所もあり、ここは写真の撮影は禁止されている。エアーズロックの周囲は9.5kmあるというが、ここだけでも見ておきたいところだ。

 
ひびの入った山腹        崩壊した山腹
 
えぐれた基部

 エアーズロックの側面には風雨でえぐられた穴がたくさんあり、アボリジニはここで儀式をしたという。

 
エアーズロック側面の穴      岩と空の境に登山者が見える

カンガルー注意の標識はカンガルーにぶつかって事故を起こす車が多く、大半の車はカンガルー対策の大きなパイプのバンパーをつけた車が多い。特に夜のヘッドライト目掛けて向かってくるそうだ。

  
カンガルー注意の標識                        

 10時にはホテルに到着。チェックアウトを済ませているのでロビー等でトランクに荷物の入れ替えを行い11時空港へ
さよなら大自然のエアーズロックリゾート(ウルル・カタジュタ国立公園)

 
 ケアンズに向かう

 ▲9月20日(マウントオルガ散策)   ー行程表ー      ▼9月22日(グレートバリアリーフ)